スピルリナとは?
スピルリナはらせん形をした緑の藻

スピルリナは幅0.005~0.008mm、長さ0.3~0.5mmほどの、らせん形をした緑色の単細胞微細藻類です。スピルリナ(Spirulina)という名前は、ラテン語で“ねじれたもの”とか“らせん”を意味する“Spira”(英語ではSpiral)から由来しています。福岡県や熊本県に自生している水前寺海苔と同じ藍藻類に分類される海苔の一種です(学術的分類は藍藻類(シアノバクテリア)アルスロスビラ属スピルリナ)。
地球上に最初に出現した動物 or 植物?

約30億年前に地球上に最初に出現した生物がスピルリナなどの藍藻類です。スピルリナはそれ以来進化せず生き延びてきた、原始的で非常に生命力の強い生物です。スピルリナは植物と動物に分化する以前に誕生した生物と考えられ、動・植物両方の特徴を併せ持つ非常に珍しい生き物です。
スピルリナは歩く緑黄色野菜

スピルリナは緑黄色野菜の各種栄養素の他、良質のたんぱく質を含む総合栄養補助食品であり、消化吸収性に優れています。このスピルリナを簡便に利用できるように粒形にした栄養補助食品は、ポケットに入れて携帯できるので「歩く緑黄色野菜」とも呼ばれています。
世界で認められたDICスピルリナ
DICスピルリナの評価

- WHO(世界保健機構)
- 1993年、国連WHO(世界保健機構)の要請によりクロアチア共和国の病院に収容されている旧ユーゴスラビア難民の子供達に供与されるにあたり、WHOの評価として「スピルリナは優れた食品であり、特に鉄、たんぱく質が多い。安全性に全く問題なく、子供達も利用できる栄養補助食品として理想的なものである」との直々のお墨付きを得ました。
- FDA(米国食品医薬品局)
- 2003年、米国FDA(食品医薬品局)はCyanotech社とEarthrise社(DICの子会社)が共同で提出した資料に基づき、スピルリナの安先生にお墨付きを与えました。
- 国連IIMSAM(国連経済社会理事会常諮問団)
- DICライフテック株式会社は、社会貢献活動の一環として、IIMSAMが推進している「スピルリナ」を活用した栄養改善活動への支援を行っています。
DICスピルリナの安全性
試験 | 試験機関 |
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急性毒性試験 | (社)日本科学飼料協会 |
亜急性毒性試験 | (株)実医研 |
慢性毒性試験 | 埼玉医科大学 |
生殖機能および次世代に及ぼす影響 | 動物繁殖研究所 |
光過敏症試験 | 郡山女子大学 |
ヒトに対する副作用の有無 | 東海大学医学部 |
umu-テスト(変異原性試験) | (財)日本食品分析センター |
Rec-assay(致死感受性試験) | (財)日本食品分析センター |
残留農薬等確認試験 | (株)環境研究センター |
DICスピルリナの生産現場

ISO-9001(品質保証の国際規格)の認証取得、総合衛生管理製造システム(HACCP)の承認、医薬品製造基準(GMP)など、徹底した品質管理のもと、製品を提供しています。