季節ごとに出会う植物選びと、回を重ねて磨かれる技術
今月も盆栽教室を開催し、多くの参加者の皆様にご参加いただきました。苔玉に使用する植物は季節ごとに変わるため、毎回異なる植物との出会いがあります。参加者の皆様は、「どれにしようかな」と楽しそうに迷いながら植物を選ばれ、その時間も教室の魅力のひとつとなっています。
今回は継続して参加されている方が多く、回を重ねるごとに皆様の技術の向上を感じる教室となりました。初めて参加された頃は講師のアドバイスを受けながら作業されていた方々も、今ではご自身で植え方や樹形を工夫し、それぞれの景色を表現されていました。
新しい苔玉づくりと、育ててきた作品の「ビフォーアフター」
また今回は、新しい苔玉作りだけでなく、これまで育ててきた作品のメンテナンスを目的に参加された方もいらっしゃいました。植物の生育状況に合わせた管理方法を学びながら、長く育てる楽しみも実感していただけたようです。
育成状態の良い作品は樹形づくりの段階へ進み、針金掛けに挑戦された方もいらっしゃいました。一方で、苔の傷みが見られた作品は鉢へ植え替え、盆栽として新たな姿へ生まれ変わるなど、それぞれの植物の状態に合わせた手入れが行われました。
こちらは、育ててきた山もみじの苔玉を鉢へ植え替えた様子です。同じ植物でも、苔玉から鉢へと姿を変えることで、また違った趣が生まれます。
今回の素材:ミニバラ「白雪姫」・香丁木・山もみじ
今回の素材は、ミニバラ「白雪姫」、香丁木、山もみじを主木とし、赤い実がかわいらしい蛇苺を添えました。主木の流れに合わせて蛇苺の位置も工夫し、それぞれがひとつの景色となるよう作品づくりを楽しんでいただきました。
- 主木
- ミニバラ「白雪姫」・香丁木・山もみじ(いずれかお好みでお選びいただきました)
- 添え
- 赤い実がかわいらしい蛇苺
笑顔と会話があふれる、和やかなひととき
教室では作品づくりだけでなく、参加者同士の会話も弾み、完成後はお互いの作品を見比べながら和やかな時間が流れていました。小松先生とのお茶の時間も、作品を囲みながら交流が生まれ、終始温かな雰囲気に包まれていました。
今後は、松や紅葉などを長く育てながら、その季節ごとのお手入れや楽しみ方を学ぶクラスも予定しております。植物を育てる喜びと、季節の移ろいを感じる時間を、これからも皆様と共有していければと思います。
次回の盆栽教室のご案内
次回の盆栽教室は、2026年7月21日(火)10時30分・13時30分の2回を予定しております。ご興味のある方は、にこにこ薬局までお気軽にお問い合わせください。

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